手元は、年齢や生活感が一番出やすい場所と言われています。水仕事や消毒などで酷使されがちな手肌は、冬だけでなく一年中、乾燥対策が欠かせませんよね。

市販のハンドクリームも良いですが、手作りなら、防腐剤や添加物を使わず、ご自身の肌質や好きな香りに合わせて、とっておきのオリジナルクリームを作ることができます。

この記事では、保湿力抜群の手作りハンドクリームの基本レシピと、手元からふんわりと香る精油の楽しみ方をご紹介します。

手作りハンドクリームの魅力

手作りハンドクリームのベースとなるのは、天然のオイルやバターです。これらの成分は、肌に優しく、しっかりと潤いを閉じ込めてくれます。

安心・安全

使う材料を自分で選べるため、アレルギーや敏感肌の方も安心して使えます。

保湿力

市販品に負けない、またはそれ以上の高い保湿力で、乾燥から手肌をしっかり守ります。

香りのカスタマイズ

その日の気分や目的に合わせて、精油を自由にブレンドできるのが最大の魅力です。

🧴なぜシアバターやホホバオイルが乾燥に効くの?

手肌の最外層である角質層は、水分を守る“バリア”の役割をしています。
手洗いや消毒でこのバリアが乱れると、水分が蒸発しやすく乾燥が進みます。

手作りハンドクリームで使用する、シアバターやホホバオイルに含まれる
オレイン酸・ステアリン酸・ワックスエステルなどの成分は、
肌のバリアを補い、水分保持をサポートしてくれるため、
手作りクリームの保湿力が高くなるのです。

(詳しい仕組みはこちらの記事で解説しています👇)
👉 「肌の乾燥メカニズムとキャリアオイルの働き」

【基本のレシピ】シアバターとミツロウで作る濃厚クリーム

今回は、高い保湿力を持つシアバターをベースにした、濃厚で使い心地の良いクリームのレシピをご紹介します。

材料と分量・それぞれの役割

・シアバター:10g

 高い保湿力と保護力で、乾燥から肌を守ります。

・ミツロウ(ビーズワックス):2g

 クリームに固さを出し、肌の上に薄い膜を作って水分の蒸発を防ぎます。

・キャリアオイル(ホホバオイルなど):8ml

 シアバターを柔らかくし、肌への馴染みを良くします。

・精油 :合計4滴まで

 香りとアロマテラピー効果をプラスします。(濃度約1%)

完成したハンドクリームを入れる容器(遮光ガラス製またはアルミニウム製のものがおすすめ)

 密閉できる容器を使うことで精油や植物油の劣化・酸化を抑えて品質を保つことができます。

ハンドクリームの作り方(4ステップ)

1.  湯煎で溶かす

耐熱容器にシアバター、ミツロウ、キャリアオイルを入れ、湯煎にかけてゆっくりと溶かします。ミツロウが完全に溶けたら湯煎からおろします。

2.  粗熱を取る

溶けた液体を、時々混ぜながら粗熱を取ります。(少し白っぽく、とろみがつくくらいまで)

3.  精油を加える

粗熱が取れたら、お好みの精油を加え、均一になるまでよく混ぜます。

4.  容器に詰める

清潔なクリーム容器に流し入れ、完全に冷めて固まったら完成です。

手元から香る!おすすめの精油ブレンド

ハンドクリームは、塗るたびに香りが広がり、アロマテラピー効果を実感しやすいアイテムです。

リラックス&安眠

ラベンダー、サンダルウッド、ネロリ

穏やかで落ち着いた香りで、寝る前のハンドケアに最適です。

リフレッシュ&集中力🌱

レモン、ローズマリー、ペパーミント(少量)

仕事中や家事の合間に気分転換したい時に。

女性らしい香り

ゼラニウム、イランイラン、ローズ

華やかで優雅な香りで、手元から女性らしさを演出します。

手作りのクリームを長く使うための注意点

保存期間

防腐剤を使用していないため、清潔な手で取り扱い、できれば1ヶ月を目安に使い切りましょう。

保管場所

高温多湿を避け、冷暗所で保管してください。

清潔な容器

作る前に使用する容器や道具は、必ずエタノールなどで消毒し、清潔な状態を保ちましょう。

おわりに

手作りハンドクリームで、乾燥知らずのしっとりとした手肌と、お気に入りの香りに包まれる豊かな時間をお楽しみくださいね。