一日の疲れを癒やしてくれるバスタイム。湯船に浸かった瞬間にシュワシュワと弾け、優しい香りが広がるバスボムは、まさに至福のひとときをもたらしてくれますよね。
市販のバスボムも素敵ですが、実は手作りなら、お肌に優しい天然の材料だけを使い、その日の気分に合わせてお気に入りの精油をブレンドすることができます。
この記事では、お子様と一緒に楽しみながら作れるバスボムの基本の作り方と、心と体を癒やしてくれる精油の選び方をご紹介します。
バスボム作りに必要な材料(基本の3つ)
バスボムのシュワシュワの秘密は、重曹とクエン酸が水分に触れることで発生する炭酸ガスです。
| 材料 | 役割 | 備考 |
| 重曹(ベーキングソーダ) | アルカリ性で湯を柔らかくし、クエン酸と反応して炭酸ガスを発生させます。 | 食用または掃除用でOK |
| クエン酸 | 酸性で重曹と反応し、炭酸ガスを発生させます。 | 薬局や100円ショップでも手に入ります |
| コーンスターチ | つなぎの役割を果たし、バスボムを固めやすくします。 | 片栗粉でも代用可能 |
| 精油 | 香りとアロマテラピー効果をプラスします。 | お好みの精油を |
基本の配合比率
重曹:クエン酸:コーンスターチ = 2:1:1
【簡単DIY】アロマバスボムの作り方
今回は、お肌にも優しいホホバオイルを加えたレシピをご紹介します。
材料(約3個分)
* 重曹:100g
* クエン酸:50g
* コーンスターチ:50g
* ホホバオイルなどのキャリアオイル:小さじ1/2
* 精油:合計10〜15滴
* 水(スプレー容器に入れる):少量
* 型:製氷皿やシリコン型など
作り方(4ステップ)
1. 粉類を混ぜる:
ボウルに重曹、クエン酸、コーンスターチを入れ、泡立て器などでダマがなくなるまでよく混ぜ合わせます。
2. オイルと精油を加える:
キャリアオイルと精油を加え、手で全体に馴染ませるように混ぜます。
3. 水分を少しずつ加える:
水をスプレーで少しずつ吹きかけながら、手で握って形が崩れないくらいの硬さになるまで混ぜます。
(ポイント: 水を入れすぎるとすぐに発泡してしまうので、注意深く少しずつ!)
4. 型に詰めて乾燥させる:
型にギュッと押し込み、風通しの良い場所で半日〜1日乾燥させれば完成です。
心を解きほぐす精油の選び方
バスボムに使う精油は、リラックス効果が高く、お湯の蒸気で香りが広がりやすいものを選びましょう。
| 目的 | おすすめの精油 | ブレンドのポイント |
| 極上のリラックス | ラベンダー、カモミール・ローマン、スイートマジョラム | 優しいフローラル系で、副交感神経を優位に導きます。 |
| 疲労回復・リフレッシュ | レモン、ローズマリー、ペパーミント(少量) | 爽やかな柑橘系やハーブ系で、一日の疲れを洗い流します。 |
| 女性ホルモンケア | ゼラニウム、クラリセージ、イランイラン | 華やかな香りで、心身のバランスを整えるサポートをします。 |
バスボム使用時の大切な注意点
* 精油の量: 浴槽のお湯全体に精油が広がるため、入れすぎると肌に刺激を与えることがあります。レシピの量を守りましょう。
* 保管: 湿気に弱いので、乾燥後はラップで包むか、密閉容器に入れて保管しましょう。
* 追い焚き: 精油やオイルが配管に残る可能性があるため、手作りのバスボムを使用した日は、追い焚き機能の使用は避けることをおすすめします。
おわりに
手作りのバスボムで、シュワシュワと弾ける香りの贅沢なバスタイムを、ぜひ楽しんでくださいね。

Let your days bloom with aroma.
あなたの毎日がアロマで花咲くように。
