アロマテラピーはいつから始まったの?

アロマテラピーは、
決して最近生まれたものではありません。

植物の香りを
癒やし・浄化・健康のために用いる文化は、
人類の歴史とともに、何千年も前から存在してきました。

この章では、
アロマテラピーがどのように生まれ、
どのように受け継がれ、
そして現代の私たちの暮らしにつながっているのかを、
やさしく辿っていきます。


古代エジプト|香りは「神聖なもの」だった

アロマテラピーの起源として、
最も古く語られるのが古代エジプト文明です。

エジプトでは、

  • 宗教儀式
  • ミイラ作り(防腐・保存)
  • 美容・香油

などに、ミルラやフランキンセンスなどの植物の香りが用いられていました。

香りは単なる嗜好品ではなく、
神と人をつなぐ神聖なものとして扱われていたのです。


古代ギリシャ・ローマ|医学と香りの結びつき

古代ギリシャでは、
植物療法と医学が結びつき始めます。

「医学の父」と呼ばれるヒポクラテスは、
芳香植物や入浴、マッサージを健康維持に役立てていました。

その後、ローマ時代になると、

  • 入浴文化
  • マッサージ
  • 香油の使用

が一般市民にも広がり、
香りは生活の一部として定着していきます


中世ヨーロッパ|修道院と薬草学

中世ヨーロッパでは、
修道院が薬草学の知識を守り、伝える拠点となりました。

この時代、
ラベンダーやローズマリーなどの芳香植物は、

  • 体調管理
  • 衛生対策
  • 心身のケア

に用いられていたと記録されています。

香りは、
厳しい時代を生き抜くための知恵でもありました。


近代アロマテラピーの誕生|「アロマテラピー」という言葉

「アロマテラピー」という言葉が生まれたのは、
20世紀初頭のフランスです。

フランスの化学者ルネ=モーリス・ガットフォセが、
ラベンダー精油の作用に注目したことをきっかけに、
植物の芳香成分を科学的に研究する流れが生まれました。

ここから、

  • 医療
  • 看護
  • リハビリ

など、専門的な分野での研究と活用が進んでいきます。


フランスとイギリス|アロマ文化の違い

現代のアロマテラピーは、
国によって考え方や位置づけが異なります。

フランス

  • 医療・薬学寄りのアプローチ
  • 医師・薬剤師の管理下で使われることもある
  • 成分・作用を重視

イギリス

  • リラクゼーション・ホリスティックケア重視
  • 心と体を全体として捉える
  • 日常ケアとしてのアロマ

IFA(国際アロマセラピスト連盟)は、
このイギリス式のホリスティックな考え方を基盤としています。


ホリスティックケアとは?|「全体として捉える」という考え方

イギリスのアロマテラピーで大切にされている
「ホリスティックケア」とは、

体だけ、心だけ、と部分的に見るのではなく、
人を「心・体・環境・生き方」すべてを含めた“ひとつの存在”として捉える考え方です。

たとえば同じ「疲れた」という状態でも、

  • 身体的な疲労なのか
  • 心のストレスなのか
  • 生活リズムの乱れなのか
  • 環境(音・光・人間関係)によるものなのか

によって、必要なケアは変わります。

ホリスティックケアでは、
「症状」だけを見るのではなく、
その人が置かれている背景や状態全体に目を向けます。

IFA(国際アロマセラピスト連盟)のアロマテラピーも、
このホリスティックな考え方を大切にし、
香りを使ってその人本来のバランスを整えることを目的としています。


現代のアロマテラピー|暮らしに寄り添う香りへ

現代では、
アロマテラピーは医療だけでなく、

  • ストレスケア
  • セルフケア
  • 空間づくり
  • 気分転換

など、日常生活の中で無理なく取り入れるものとして広がっています。

「治すため」ではなく、
整えるための香り

それが、今のアロマテラピーの大きな役割です。

★アロマテラピーは、何かを「治す」ためだけのものではなく、
今の自分に気づき、整えていくためのやさしいサポートなのです。


Aroma Bloomingが大切にしているアロマの考え方

Aroma Bloomingでは、
アロマテラピーを次のように捉えています。

  • 頑張りすぎない
  • 自分の感覚を大切にする
  • 安全性を第一に考える

香りは、
「こうしなければならない」と縛るものではなく、
今の自分に気づくためのやさしいツール

歴史を知ることで、
アロマテラピーが
一過性のブームではなく、
長く受け継がれてきた文化であることが見えてきます。


歴史を知ると、アロマはもっと身近になる

アロマテラピーの歴史を知ることは、
難しい専門知識を覚えることではありません。

「昔の人も、香りに助けられてきたんだ」
そう感じるだけで、
香りはぐっと身近な存在になります。


おわりに|香りは、時代を超えて寄り添ってきた

何千年もの間、
人は植物の香りとともに生きてきました。

時代が変わっても、
忙しさや不安を抱える私たちの本質は、
それほど変わっていないのかもしれません。

Aroma Bloomingでは、
そんな香りの知恵を、
今の暮らしに合った形でお届けしていきます🌿


Let your days bloom with aroma.

あなたの毎日がアロマで花咲くように。