レモン精油とは?|爽やかさの中に秘められた力
レモン精油は、アロマテラピーの中でも非常に親しみやすく、
「すっきり」「清潔感」「リフレッシュ」といったイメージを持つ方が多い精油です。
しかしその一方で、
✔ 集中力
✔ 自律神経への働きかけ
✔ 空気環境のサポート
など、心身の両面にしっかり作用する“実力派”の精油でもあります。
本記事では、IFAアロマセラピストの視点から
レモン精油の成分・効果・安全な使い方を、やさしく丁寧に解説していきます。
レモン精油の基本情報
- 和名:レモン
- 学名:Citrus limon
- 科名:ミカン科
- 抽出部位:果皮
- 抽出方法:圧搾法
- 香りのノート:トップノート
トップノートらしい、
キリッと立ち上がるようなシャープで清潔感のある香りが特徴です。
レモン精油の主な芳香成分と特徴
レモン精油の香りと作用の中心となる成分は、以下の通りです。
● リモネン(Limonene)
- 含有量が最も多い主要成分
- 気分を明るくし、心を前向きにする
- 空気をすっきりさせるサポート
● β-ピネン(β-Pinene)
- 頭をクリアにし、集中力を高める
- 森林のような爽快感をもたらす
これらの成分が組み合わさることで、
「頭が冴える」「空間がクリーンに感じる」といったレモン精油ならではの印象が生まれます。
心への作用|集中力・思考のクリアさをサポート
レモン精油は、
ぼんやりした頭をシャキッと切り替えたい時に特におすすめです。
- 仕事や勉強前
- 朝の目覚めがすっきりしない時
- 気持ちを切り替えたいタイミング
ディフューザーで香らせたり、
ティッシュに1滴垂らして近くに置くだけでも、
思考が整理されやすくなり、集中しやすい状態へと導いてくれます。
体への作用|清潔感・消化器系のサポート
レモン精油は、古くから
抗菌・抗ウイルス作用が期待される精油として知られています。
- 空気がこもりやすい季節
- 風邪が流行る時期
- お部屋をすっきり整えたい時
など、環境ケアにも心強い存在です。
また、消化器系の働きを穏やかにサポートすると言われ、
食後の重たさを感じる時にも、芳香浴で取り入れられることがあります。
レモン精油のおすすめ活用法
① 集中したい時の芳香浴
ディフューザー、または
ティッシュに1滴垂らしてデスク周りに置くだけ。
短時間でも香りを感じることで、
頭がクリアになる感覚を得やすくなります。
② 空間リフレッシュに
無水エタノールと精製水で希釈し、
アロマスプレーとして使用すると、
爽やかな香りで空間を心地よく整えられます。
※家具や素材によっては変色の可能性があるため、
目立たない場所で試してから使用しましょう。
③ お掃除・床の水拭きにも
レモン精油は、お掃除との相性がとても良い精油です。
私自身、日常のお掃除で実際に取り入れている、お気に入りの使い方があります。
それが、床の水拭きにレモン精油を使う方法です。
私が実際にやっている簡単な方法
バケツに水を張り、
濡らした雑巾にレモン精油を1滴だけ垂らしてから、水拭きをする。
たったこれだけです。

ななみ
床を拭いていると、
レモンの爽やかで清潔感のある香りがふわっと広がり、
「掃除=大変な作業」だった時間が、
心もお部屋も気分よく整える時間に変わります。
レモン精油をお掃除に使うメリット
- すっきりとした香りで空間がリフレッシュされる
- 清潔感のある印象に整えやすい
- 掃除中の気分転換・リフレッシュになる
香りが強く残るわけではなく、
拭き終わる頃には自然にやさしく消えていくのも、
日常使いしやすいポイントです。
安全に使うための注意点(IFA視点)
- 必ず1滴まで(多く入れすぎない)
- 原液が直接床材につかないよう、雑巾に垂らす
- ワックスがかかった床や、天然木の床では目立たない場所で試す
- ペットや小さなお子さまがいる場合は、換気をしながら行う
※床掃除は肌に塗布するわけではないため、
光毒性の心配はありません。
「整える香り」としてのレモン精油
レモン精油は、
心だけでなく、空間そのものを整えるサポートもしてくれる精油です。
「今日はちょっと気分を切り替えたい」
「家の中をすっきりさせたい」
そんな日に、
床の水拭きにレモンの香りを添えてみるのも、
アロマのある暮らしの素敵な取り入れ方だと感じています。
IFAアロマセラピストとして伝えたい安全性
● 光毒性について(とても大切)
レモン精油には光毒性(ひかりどくせい)があります。
光毒性とは
肌に塗布した状態で紫外線を浴びることで、
シミ・赤み・炎症などの皮膚トラブルを引き起こす可能性がある性質です。
安全に使うためのポイント
- 肌に使用した後は 最低12時間は日光を避ける
- フェイシャル・日中のボディ使用は避ける
- 夜のケア、または芳香浴中心の使用がおすすめ
※ディフューザーなどの芳香浴では光毒性の心配はありません。
※同じ精油でも、体調や気分によって香りの感じ方は変わります。
疲れている時には強く感じたり、必要な時ほど心地よく感じることもあります。
※購入する際の注意点:レモン精油は酸化しやすいため、遮光瓶に入っているか、
開封後は早めに使い切れる容量かも大切なポイントです。
※妊娠中や小さなお子さまがいる環境では、低濃度・短時間の芳香浴がおすすめです。
こんな方にレモン精油はおすすめ
- 集中力を高めたい
- 気分をリフレッシュしたい
- お部屋を清潔感のある空間に整えたい
- アロマ初心者で使いやすい精油を探している
グレープフルーツ精油との違いは?

同じ柑橘系でも、
レモン精油は 「思考・集中・清潔感」
グレープフルーツ精油は 「感情・前向きさ・軽やかさ」
というように、得意分野が異なります。
▶︎ グレープフルーツ精油については、別記事で詳しく解説しています。
おわりに|毎日の切り替えに、レモンの香りを
レモン精油は、
「何かを始める前」「切り替えたい瞬間」にそっと寄り添ってくれる精油です。
頑張りすぎず、香りの力を借りながら、
あなたの日常が少し軽やかになりますように。
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Let your days bloom with aroma.
あなたの毎日がアロマで花咲くように。
