こんにちは。
英国IFA認定アロマセラピストのななみです。

前回の記事では、一人目育児で私が一番悩んでいた頃のお話を書きました。

読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

「私も同じです。」

そんなふうに感じてくださる方が、一人でもいらっしゃったら嬉しいです。

今日は、その頃の私が少しずつ取り入れるようになった

「セルフケア」

についてお話ししたいと思います。


セルフケアは「特別な時間」じゃなくていい

セルフケアと聞くと、

ゆっくりお風呂に入ったり、

アロマトリートメントを受けたり、

カフェでのんびり過ごしたり。

そんな「しっかりとした一人時間」を想像する方もいるかもしれません。

でも、小さな子どもがいると、

そんな時間はなかなか作れませんよね。

寝かしつけが終わって、

「やっと一人の時間だ。」

そう思って温かいココアを入れた瞬間、

隣の部屋から泣き声。

「ママー!」

結局そのままベッドへ逆戻り。

やっと寝てくれたと思ったら、

今度は自分がそのまま寝落ち。

目が覚めたら朝だった。

そんな日もたくさんありました。

「今日は少し早起きして、自分の時間を作ろう。」

そう思った日に限って、

子どもがいつもより早く起きてくる。

そんなことも、よくありました。


だから当時の私は、

「5分だけでいい。」

そう思っていたわけではありません。

正直に言うと、

「5分なんて無理。」

そう思っていました。

「3分でもいい。」

「いや……もう、1分でもいいから、一人になりたい。」

そんな毎日でした。


だから私は、「セルフケア=特別な時間」ではなく、
「今できる小さなことを、自分のためにする時間」
と考えるようになりました。


①ホットタオルで肩の力を抜く

これは今でも私が続けているセルフケアです。

昼間でも、

寝かしつけのあとでも、

子どもが安全に過ごしていることを確認できれば、

たった1分でも心と体がほっとゆるむ時間になります。

やり方はとても簡単。

タオルを濡らして温めるだけ。

私は電子レンジを使うことが多いですが、お湯で温めても大丈夫です。

少し横長に折って、

首の後ろに当てると、

肩までじんわり温まって、とても気持ちがいいんです。

パソコン作業で目が疲れた日は、

目の上にのせることもあります。


ただ温める。

本当に、たったそれだけ。

でも、

思わず

「あ〜、気持ちいい。」

と声が出てしまうくらい、

体が喜んでいるように感じる時間でした。

目の疲れも、

肩のこわばりも、

少しだけゆるむような気がしていました。


🌿ホットタオルを作るときのポイント

  • タオルを濡らし、電子レンジで40秒〜1分ほど温めます(機種によって調整してください)
  • 熱くなりすぎる場合があるので、やけどに注意してください
  • お気に入りの服を着ているときは、濡れないように肩を少し出すか、タオルを工夫して使うと安心です

当時の私は、

「こんなことをしている間に、家事をやった方がいいかな。」

そんなふうに思うこともありました。

「ママなんだから、自分のことは後回し。」

そんな気持ちが、どこかにあったのかもしれません。


育休中だった頃、こんな言葉を知りました。

「子どもが生まれるまでは、自分が優先。でも、子どもが生まれたら全部子どもが優先になる。」

その言葉を聞いた私は、
「これがママとしての正解なんだ」
と思いました。


それまでは、

子どもが少し待てそうなときには、

「ちょっと待ってね。」と言って、お菓子を一口食べたり、

好きなドラマを流したり、

好きな音楽を聴いたりすることもありました。

でも、その話を聞いてからは、

「私が後回しになるのが正解なんだ。」

そう思うようになりました。

私は、

「子どもを優先すること」と、「自分を後回しにすること」は同じ意味だと思い込んでいました。

今振り返ると、

その二つは少し違ったのかもしれません。

子どもを大切にしながらでも、

温かい飲み物を一口飲む時間。

ホットタオルで首を温める1分。

深呼吸をする30秒。

そんな小さな時間まで、

我慢しなくてもよかったんじゃないかな、と今は思います。

1分だけ自分をいたわることで、そのあと子どもに笑顔で向き合えるなら、それも大切な育児の時間。

私は今、そう思っています。

そして今では、

子どもたちも私がホットタオルで温まっている姿にすっかり慣れて、

特に気にする様子もありません(笑)


②深呼吸をする

育児中って、

気づくと呼吸が浅くなっています。

私もそうでした。……というより、実は今でもそうです(笑)

特に、

子どもがなかなか泣き止まないとき。

子どもたちの元気な声を聞き続けているとき。

時間に追われて焦っているとき。

イライラやモヤモヤした気持ちを抑えているときほど、

息を止めているような感覚になることがありました。

だから私は、

何も考えずに、

ゆっくり息を吸って、

ゆっくり吐く。

それだけを意識するようにしていました。

子どもの安全を確認したうえで、

少しだけ静かな場所へ移動したり、

周りの音を和らげる工夫をしたりすると、

より気持ちが落ち着くこともあります。


自分の心と体に寄り添いながら、

吸って、

吐いて、

また吸って、

吐いて。

抑え込んでいた感情を、

呼吸と一緒に少しずつ外へ出してあげるような気持ちで、

深呼吸をしていました。

「はぁ……疲れた。」

そんな言葉が自然と出る日もありました。

疲れがたまっていると、

深呼吸をしただけで涙が出てくることもありました。

それでも、

頑張っている自分に、

新鮮な空気を届ける。

「心に少しだけ余白を作ってあげる。」

そんな気持ちで深呼吸をすると、

少しだけ気持ちが落ち着き、

また子どもたちと穏やかに向き合えることがありました。


当時の私は、子どもが泣いていると「早く何とかしなきゃ」と焦るばかりで、自分が息を止めていることにも気づいていませんでした。

深呼吸を意識するようになって初めて、「私、こんなに呼吸が浅くなっていたんだ」と気づいたんです。


③好きな香りをそっと取り入れる

二人目が生まれ、少し生活が落ち着いてきた頃。

私の毎日に、少しずつアロマが入ってきました。

「今日は疲れたな。」

そんな日はラベンダー。

「少し気分を明るくしたいな。」

そんな日はスイートオレンジ。

「気分転換したいな。」

そんな日はお気に入りのゼラニウム。

その日の自分の気持ちに合わせて、

香りを選ぶ時間も好きでした。


香りですべてが変わるわけではありません。

でも、

「今日はこの香りが心地いいな。」

そう思える香りを、

自分のために選ぶ。

その時間が、

私にとってはセルフケアでした。

ディフューザーからふんわり漂う香りを感じながら、

「ん〜、いい香り。」

と思わず声が出る。

自分だけの小さな楽しみを見つけたような気持ちでした。

そんな小さな幸せが、

一日の中にあるだけで、

少し心がゆるむような気がしています。


花の香り。

木の香り。

柑橘の香り。

森を歩いているような香り。

普段の生活では、

なかなか出会えない自然の香りに触れられることも、

アロマの好きなところです。

特に子どもが小さい頃は、

思うように外へ出かけられない日もたくさんありました。

毎日同じことの繰り返しで、

気づけば自分の世界が、

家の中だけになってしまったように感じることもありました。

そんな私にとってアロマは、

家にいながら、少しだけ違う景色を見せてくれる存在。

気づけば、

疲れた日ほど手を伸ばしていました。

だから私は、

アロマを

「自分へのご褒美」

のように感じています。


④温かい飲み物を飲む

子どもが起きている間は、

ご飯を食べることさえ後回しになる日もあります。

特に朝は今でも、

座ってゆっくり朝ごはんを食べる時間なんてなく、

立ったままご飯を食べたり、

お味噌汁を飲んだりしながら、

子どもたちの準備をしている日もあります(笑)

だから私は、

「自分の身体も大切にしたい。」

そんな気持ちを込めて、

朝、温かい飲み物を用意しています。

私はハーブティーが大好きなので、

その日の気分で選んで、

マイボトルに入れて仕事へ持って行きます。

妊娠中も、

育休中も、

これは私にとって変わらない習慣でした。


私は暑い日には冷たい飲み物を飲むこともあります。

でも、普段はなるべく温かい飲み物を選ぶようにしています。

身体を冷やしすぎないことは、体調管理の面でも大切だと言われています。

実際に私自身も、温かい飲み物を飲むと身体がじんわり温まり、心までほっとするような感覚があります。

だから私は、育児や仕事の合間にも、温かい飲み物を飲む時間を「自分の身体をいたわる時間」と考えるようになりました。


正直、

自分のためだけにお茶を入れるのって、

少し面倒なんですよね(笑)

後でいいや。

今じゃなくてもいいや。

そう思ってしまう日もあります。

でも、

温かいカップを両手で持って、ひと口飲むと、

「あぁ…」

と、力が抜けるような感覚があります。

身体だけじゃなく、

心までほっと温まるような気がするんです。

だから私は、この時間も、

自分をいたわるセルフケアのひとつだと思っています。


温かい飲み物を飲む時間は、
「身体に水分を入れる時間」ではなく、
「今日も頑張っている自分をいたわる時間」

になっています。


⑤今日の自分を褒める

これが、一番難しかったかもしれません。

寝かしつけが終わって、

子どもたちのかわいい寝顔を見ながら、

一日を振り返る時間。

でも、その時間に思い浮かぶのは、

「あれもできなかった。」

「今日はちょっと怒りすぎちゃったな。」

そんな反省ばかりでした。


でも、

私だって、一日中頑張っていました。

だから、

一つだけでもいい。

「今日も子どもたちは元気に過ごせた。」

「ご飯を作れた。」

「一緒に笑えた時間があった。」

「今日も無事に一日が終わった。」

どれでもいいんです。


一見、何も変わらないいつもの一日。

でも、

家事をして、

育児をして、

仕事をして、

誰かを気遣って。

そんな一日を積み重ねているだけでも、

十分すごいことだと思います。


自分の頑張りは、

本当は自分が一番知っているはずです。

たとえ夫婦で協力していても、

見えない家事や、

気づかれない気遣いは、

毎日のようにあります。

だから、

誰かが褒めてくれるのを待つ前に、

まずは自分が、自分を褒めてあげてほしい。


私は、

寝る前に心の中で、

「今日もお疲れさま。」

「今日もよく頑張ったね。」

そう自分に声をかけるようにしています。

それだけで、

疲れ切っていた心が少し軽くなって、

「また明日も頑張ろう。」

そんな気持ちになれる日もありました。


ママが毎日頑張っているから、子どもたちは安心して笑顔で過ごせる。

だから、

ママ自身のことも、

どうか大切にしてあげてください。


完璧じゃなくていい

今でも、

毎日すべてのセルフケアができるわけではありません。

子どもと一緒に寝落ちしてしまう日もあります。

何もできずに一日が終わる日もあります。

それでも、大丈夫。

「今日はできなかった。」

そんな日があってもいいんです。

できそうだな、と思えた日に、

少しだけ自分に目を向けてあげる。

それだけで十分。

5分でも。

1分でも。

たとえ30秒だけでも。

自分を大切にできた日は、

心が少し軽くなって、

自然と笑顔になれる。

私はそう感じています。


おわりに

セルフケアは、

頑張るためのものではありません。

もっと頑張るためでも、

完璧なママになるためでもありません。

今日も頑張った自分を、いたわる時間。

それだけで十分です。

忙しい毎日だからこそ、

自分のことは後回しになりがち。

「あとでやろう。」

「また今度でいいや。」

そう思っているうちに、

一日が終わってしまうこともあります。

でも、

ほんの少しだけ自分をいたわれた日は、

不思議と心の余裕が生まれて、

子どもにも優しくなれる自分がいました。

だから私は、

これからも、

子どもを大切にするように、自分のことも大切にしていきたい。

そう思っています。


🌿 今日の5分セルフケアメッセージ

今日も、本当にお疲れさまでした。

できなかったことより、

今日できたことを一つだけ思い出してみてください。

そして、

「今日もよく頑張ったね。」

そう、自分に声をかけてあげてください。

また疲れたときは、

いつでもここへ帰ってきてくださいね。🌿


このシリーズでは、これからも忙しいママでも無理なく取り入れられるセルフケアを、少しずつご紹介していきます。


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