こんにちは。
英国IFA認定・国際アロマセラピストのななみです。
子育てやセルフケアに役立つ、安全なアロマの使い方を発信しています。

前回の記事では、植物油(キャリアオイル)の基本についてお話ししました。

今回はもう少し踏み込んで、アロマトリートメントや日々のスキンケアでよく使われる代表的な9種類の植物油をご紹介します。

それぞれのオイルには、質感や香り、肌との相性に個性があります。

自分の肌質や季節、その日の気分に合わせて選ぶことで、ケアの心地よさがぐんと広がります🌿


キャリアオイル選びで迷ったら

「種類がたくさんあって、どれを選べばいいかわからない…」
そんな方は、まずは肌質や使う目的に合わせて選んでみましょう。

こんな方におすすめおすすめのキャリアオイル
始めてキャリアオイルを使う方スイートアーモンドオイル、ホホバオイル
乾燥が気になる方アボカドオイル、ホホバオイル、スイートアーモンドオイル
敏感肌•ゆらぎ肌の方ホホバオイル、イブニングプリムローズ(月見草)オイル
年齢に応じたスキンケアをしたい方アルガンオイル、ローズヒップオイル、アボカドオイル
髪や頭皮のケアにも使いたい方カメリア(椿)オイル、アルガンオイル
軽い使い心地が好きな方ホホバオイル、アルガンオイル、ローズヒップオイル

キャリアオイルにはそれぞれ異なる特徴がありますが、「これが一番」という正解はありません。
肌質や季節、その日の肌の状態に合わせて選ぶことで、より心地よくアロマケアを楽しめます。


代表的なキャリアオイル9種類を比較

オイル名学名主な脂肪酸肌質テクスチャー特徴
スイートアーモンドPrunus communisオレイン酸乾燥肌・敏感肌なめらか保湿力が高く万能
ホホバSimmondsia chinensisワックスエステル全肌質軽め皮脂に近くなじみやすい
アボカドPersea americanaオレイン酸乾燥肌・成熟肌こっくりビタミン豊富でエイジングケア向き
カメリア(椿)Camellia oleiferaオレイン酸乾燥肌・髪のケアにも◎中程度ツヤを与える日本の伝統オイル
アルガンArgania spinosaオレイン酸・リノール酸全肌質軽やか抗酸化力が高く美肌ケアに
セサミ(ごま)Sesamum indicumオレイン酸・リノール酸普通肌〜乾燥肌少し軽め温かみのある使い心地から、ボディトリートメントにも人気
ウィートジャーム(小麦胚芽)Triticum vulgareリノール酸乾燥肌・年齢肌少し重めビタミンEが豊富で酸化防止にも
ローズヒップRosa rubiginosaリノール酸・α-リノレン酸敏感肌さらっと肌にうるおいを与え、健やかな肌を保つサポート
イブニングプリムローズ(月見草)Oenothera biennisγ-リノレン酸敏感肌・ゆらぎ肌軽めホルモンバランスや肌荒れケアに

それぞれの特徴とおすすめの使い方

スイートアーモンドオイル

なめらかで伸びがよく、どんな肌質にも使いやすい万能オイル。

肌を保湿し、乾燥が気になる肌をしっとり整えます。

ボディマッサージや全身ケアにおすすめで、アロマ初心者にも扱いやすい1本です。

ななみ

私がアロマクラフトでも、サロントリートメントでも実際に使っているのが、スイートアーモンドオイルです。

伸びがよく、肌あたりがとてもやさしいので、
✔ 手作りバームやアロマオイル
✔ 長時間のサロントリートメント
どちらにも安心して使えています。

一年中使いやすく、「まず1本選ぶならこれ」と感じているオイルです。

※こちらは、私自身がクラフト制作やサロントリートメントで継続的に使用している参考例です。

植物油はメーカーや精製度によって使用感が異なるため、ご自身の肌に合うものを基準にお選びください。


ホホバオイル

人の皮脂に近い成分を含み、肌になじみやすいことから、さまざまな肌質の方に人気があります。

さらっとしていながら保湿力が高く、フェイシャルケアにもぴったり。

人の皮脂に近い成分で、肌へのなじみがとても自然です。

ホホバオイルは、肌が敏感になりやすい方や年齢に応じたスキンケアをしたい方にも寄り添ってくれるような、やさしいオイルです。

ななみ

私自身もホホバオイルは大好きで、家族にもよく使っています。

祖母が年齢を重ねてから、腕に乾燥によるかゆみや赤みが出やすくなってしまい、ホホバオイルを使った手作りのバームを試してもらいました。

やさしい使い心地で肌を保護してくれるので、「これを塗ると楽になる気がする」と気に入って毎日使ってくれていたのが印象的でした🌸

※こちらは、私自身がクラフト制作やサロントリートメントで継続的に使用している参考例です。

植物油はメーカーや精製度によって使用感が異なるため、ご自身の肌に合うものを基準にお選びください。


ホホバオイルとスイートアーモンドオイルについて詳しく比較した記事はこちらです。

【ホホバオイルとスイートアーモンドオイル、どっちを選ぶ?|目的別に徹底比較ガイド】


アボカドオイル

こっくりとした質感で、乾燥肌や年齢肌のケアに最適。

ビタミンA・D・Eなどビタミンやミネラルが豊富で、保湿力が高いオイル。

ハリやツヤを与え、年齢に応じたスキンケア(エイジングケア)にもおすすめ。

少し重めなので、他の軽いオイルとブレンドすると使いやすいです。


カメリア(椿)オイル

日本では古くから髪や肌のお手入れに使われ愛されてきた伝統のオイル。

オレイン酸が豊富で、乾燥や紫外線ダメージを受けた肌のケアにぴったり。

髪の毛先ケアやネイルケアにもおすすめです。


アルガンオイル

「モロッコの黄金」とも呼ばれる高級オイル。

抗酸化作用が高く、ビタミンEを豊富に含んでいます。

比較的軽い使用感で、フェイス・ボディ・ヘアと万能に使えます。


セサミオイル

アーユルヴェーダでも古くから使われている代表的なオイル。

ごま特有の温かみのある香りが特徴。

抗酸化成分のセサミンを含み、古くからボディトリートメントにも用いられてきたオイルです。


ウィートジャーム(小麦胚芽)オイル

ビタミンEの含有量がトップクラス。

酸化を防ぐ力が高く、年齢に応じたスキンケア(エイジングケア)にぴったり。

栄養価が高いため、少量を他のオイルにブレンドして使うのがおすすめです。

乾燥が強い季節の集中ケアにも◎


ローズヒップオイル

ビタミンCの宝庫”とも呼ばれています。

乾燥によるくすみが気になる肌にうるおいを与え、健やかな肌を保つサポートをしてくれるといわれています。

酸化しやすいので、少量ずつ使い切るのがポイントです。


⑨ イブニングプリムローズ(月見草)オイル

γ-リノレン酸を豊富に含み、乾燥しやすい肌やゆらぎを感じる時期のスキンケアにも取り入れられることがあります。

女性特有のゆらぎを感じる時期にも取り入れられることがあります。

やさしく軽い質感で、肌の保湿にも◎

ななみ

肌が敏感になりやすい時や、生理前のケアに取り入れることも。 やさしい潤いで肌が穏やかになります。

※植物油はブランドや精製度によって使用感が異なります。 ご自身の肌に合うものを目安としてご覧ください。


結局どれを選べばいい?

目的おすすめ
初心者スイートアーモンド
乾燥肌アボカド
敏感肌ホホバ
フェイシャルアルガン
ボディスイートアーモンド
ヘアケア椿

よくある質問

Q. キャリアオイルだけでも使えますか?

はい。 キャリアオイルは、精油を混ぜなくてもそのままスキンケアやボディケアに使用できます。
保湿を目的として、入浴後の肌や乾燥が気になる部分になじませる方も多くいらっしゃいます。
初めて使う場合は、少量から試し、ご自身の肌に合うか確認しながら使用しましょう。


Q. 顔にも使えますか?

顔にも使用できますが、肌質に合ったキャリアオイルを選ぶことが大切です。
例えば、ホホバオイルやアルガンオイルは軽い使用感でフェイシャルケアにも人気があります。
使用前にはパッチテストを行い、肌に異常がないことを確認してから使用してください。


Q. キャリアオイルはどうやって選べばいいですか?

迷ったときは、まず「肌質」と「使う目的」で選ぶのがおすすめです。

  • 乾燥が気になる方:スイートアーモンドオイル、アボカドオイル
  • 敏感肌の方:ホホバオイル、イブニングプリムローズ(月見草)オイル
  • 軽い使用感が好みの方:ホホバオイル、アルガンオイル

この記事で紹介した特徴を参考に、ご自身に合うキャリアオイルを見つけてみてください。


Q. キャリアオイルの保存方法は?

キャリアオイルは直射日光や高温多湿を避け、冷暗所で保管しましょう。
開封後は酸化が進みやすくなるため、一般的には3〜6か月を目安に使い切ることが推奨されています。
ただし、使用期限は種類やメーカーによって異なるため、購入した製品の表示もあわせて確認してください。


Q. 精油を混ぜるときは、どのキャリアオイルでも大丈夫ですか?

基本的には、多くのキャリアオイルは精油を希釈するベースとして使用できます。
ただし、使用感や肌へのなじみはオイルによって異なるため、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
アロマトリートメントにはスイートアーモンドオイルやホホバオイルなどがよく使用されています。


キャリアオイル選びで押さえておきたいポイント

肌質に合わせる
乾燥が気になる方にはスイートアーモンドオイルやアボカドオイル、敏感肌の方にはホホバオイルなど、肌質に合わせて選ぶことで、より心地よく使えます。

季節や目的で選ぶ
冬はこっくりとしたアボカドオイル、夏は軽い使い心地のホホバオイルなど、季節や使用する部位に合わせて使い分けるのもおすすめです。

ブレンドして使う
慣れてきたら、ホホバオイルにローズヒップオイルを少量加えるなど、複数のキャリアオイルを組み合わせるのもおすすめです。 それぞれの特徴を活かしながら、ご自身の肌質や目的に合わせた使い心地を楽しめます。

保存は冷暗所で
キャリアオイルは酸化しやすいため、直射日光や高温多湿を避けて保管しましょう。 開封後は一般的に3〜6か月を目安に使い切ることが推奨されています。 使用期限は種類やメーカーによって異なるため、製品の表示もあわせて確認してください。


もっと詳しく知りたい方へ

植物油の使い心地や肌なじみの違いは、
含まれている脂肪酸の種類と割合によって決まります。

キャリアオイルを「なんとなく」ではなく、
肌の状態に合わせて選びたい方は、脂肪酸の視点から理解するのがおすすめです。

「オレイン酸」「リノール酸」「α-リノレン酸」などの特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しています。

👉 【キャリアオイルの脂肪酸を徹底解説|肌に合う理由がわかる専門ガイド】


キャリアオイルは、精油を安全に使うための大切なベース。
精油の選び方や、キャリアオイルの基本については、こちらの記事も参考にしてみてください。



まとめ

キャリアオイルは、精油を安全に使うための“ベース”でありながら、それ自体にも豊かな美容効果をもつ自然の恵みです。

肌の状態や心のバランスに合わせて、その日いちばん心地よいオイルを選ぶ時間もまた、アロマケアの楽しみのひとつ。

キャリアオイルは、一度にたくさん揃える必要はありません。

まずはご自身の肌質や目的に合った1本から試してみると、違いを実感しやすくなります。

毎日のケアに植物の力を取り入れてみてください🕊️✨

ななみ

私自身、季節や肌の状態に合わせて植物油を選ぶことで、

肌と心がつながる感覚」を実感しています。

あなたもお気に入りの1本を見つけてみてくださいね🌿


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※本記事は、アロマテラピーに関する一般的な情報提供を目的としたものであり、

医療行為を目的とするものではありません。

精油を使用する際は、体調や体質に合わせて、自己責任のもと正しくお使いください。

持病のある方、妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師や専門家にご相談ください。

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Let your days bloom with aroma.

あなたの毎日がアロマで花咲くように。