こんにちは。
英国IFA認定・国際アロマセラピストのななみです。
子育てやセルフケアに役立つ、安全なアロマの使い方を発信しています。

「お部屋に少しだけ好きな香りを広げたい」
「仕事や家事の合間に、香りで気分を切り替えたい」

そんなときに手軽に取り入れられるのが、アロマスプレーです。

精油と無水エタノール、精製水があれば簡単に作ることができ、空間の香りづけや気分転換など、暮らしのさまざまな場面で楽しめます。

私もその日の気分に合わせて香りを変えながら、仕事中や玄関などでアロマスプレーを使っています。

この記事では、初めての方にもわかりやすい基本のレシピから、精油の濃度、おすすめのブレンド、安全に楽しむためのポイントまで、IFA認定アロマセラピストの視点からご紹介します。


アロマスプレーとは?

アロマスプレーは、精油を無水エタノールや精製水などで希釈し、スプレーボトルに入れて楽しむアロマクラフトです。

お部屋や玄関などの空間に香りを広げたり、仕事や家事の合間の気分転換に使ったりと、暮らしのさまざまな場面で活用できます。

ディフューザーのような機器が必要なく、作っておけば必要なときにシュッと使える手軽さも魅力です。


アロマスプレーの基本の材料と作り方

材料

・スプレーボトル(30ml)
・無水エタノール 5ml
・精油 3滴(約0.5%)
・精製水 25ml

※まずは0.5%程度のやさしい濃度から試すのがおすすめです。


作り方

  1. ボトルに無水エタノールを入れる
  2. 精油を加えてよく混ぜる
  3. 精製水を加える
  4. 使用前に軽く振る

これで完成です。


無水エタノールを使う理由

精油は水には溶けにくい性質があります。

そのため、精油をいきなり水に加えるのではなく、まず無水エタノールと混ぜてから精製水を加えます。

ただし、このレシピでは時間が経つと成分が分離することがあるため、使用前には毎回よく振ってから使いましょう。

また、エタノールには揮発性があるため、スプレーしたときに香りが広がりやすいという特徴もあります。


精油濃度の考え方

30mlのスプレーに対して精油3滴はおよそ0.5%前後の濃度です。

※精油1滴を約0.05mlとして計算した場合の目安です。 ドロッパーによって1滴量は異なります。

この記事では、初めての方でも取り入れやすいよう、0.5%程度を目安にご紹介しています。

濃度を上げすぎると
刺激が強くなったり、香りが重く感じられることもあります。

少ない量から試し、
心地よいと感じる範囲で調整しましょう。


アロマスプレーの使い方

空間にスプレーする場合

お部屋の中央に向かって1〜2プッシュ。
香りがやさしく広がります。


枕元で香りを楽しむ場合

「ピローミスト」として直接枕に吹きかける方法もありますが、
私はあまりおすすめしていません。

精油の種類や濃度によっては、
布にシミができる可能性があるためです。

おすすめは、

✔ ティッシュに1プッシュ
✔ ムエット(試香紙)に付ける
✔ 枕元に置く

という方法です。

実際に、妊婦さんや産後の方へ
アロマスプレーをムエットにつけて
香りを提供している産院もあります。

直接布や肌に触れない方法は、
より安心して取り入れられます。


目的別|おすすめ精油ブレンド

アロマスプレーの良いところは、
その都度ブレンドしなくても、用途ごとにあらかじめ作っておけることです。

リラックス用、リフレッシュ用など、
目的別に分けておけば、必要なときにすぐ使うことができます。

特に、小さめのボトルで作れば持ち歩きもしやすく、外出先で香りを楽しみたいときにも便利です。

リラックスしたいとき

・ラベンダー 2滴
・スイートオレンジ 1滴


リフレッシュしたいとき

・レモン 2滴
・ペパーミント 1滴

※ペパーミントは年齢や体調によって使用に注意が必要です。 小さなお子さまがいる場合などは、使用する精油の安全性を確認してから取り入れましょう。


夜のくつろぎ時間に

・ラベンダー 2滴
・フランキンセンス 1滴


精油には、香りが揮発する速さによって「トップノート」「ミドルノート」「ベースノート」と呼ばれる分類があります。

たとえばレモンやペパーミントなどは比較的早く香り立ち、フランキンセンスなどはそれよりゆっくりと香ります。

異なるノートの精油を組み合わせることで、香りの広がり方や時間による変化も楽しめます。

精油の目的別ブレンドについてはこちらで紹介しています。

「心と体を癒すアロマブレンドレシピ3選|目的別・簡単セルフケア」


私のお気に入りブレンドと暮らしでの使い方

ななみ

私が特に気に入っているのは、

・ユーカリ・グロブルス
・ペパーミント
・ティートリー

をブレンドしたスプレーです。

すっきりとした香りを楽しみたいときや、
仕事中に気分を切り替えたいときに、

空間に2〜3回スプレーしてゆっくり深呼吸すると、
清涼感のある香りが広がり、気分までシャキッとするように感じます。

頭がぼんやりしているときも、
気持ちが切り替わる感じがして、とても頼りにしています。

※ユーカリ・グロブルスやペパーミントは、年齢や体調によって使用に注意が必要です。


玄関にほんのり香らせる

もうひとつおすすめなのが、
玄関にやさしく香らせる方法です。

濃度0.5〜1%程度の控えめなアロマスプレーを
玄関の空間に1〜2プッシュ。

強く香らせるのではなく、
ほんのりと感じる程度がちょうど良いです。

来客時にも自然に良い香りが漂い、
第一印象がやわらかくなります。

「わぁ、いい香りですね」と言っていただけることもあり、
暮らしの中の小さな楽しみのひとつになっています。


アロマスプレーを安全に使うためのポイント

アロマスプレーを安心して楽しむために、次の点に注意しましょう。

  • 使用前にはボトルをよく振ってからスプレーする
  • 目や口など、顔の近くに直接スプレーしない
  • 肌への使用を目的とせず、基本的には空間芳香用として楽しむ
  • 布製品や家具に使用する場合は、シミや変色の可能性があるため、目立たない場所で確認してから使用する
  • 火気の近くでは使用しない
  • 直射日光や高温多湿を避けて保管する
  • 小さなお子さまやペットがいる空間では、使用する精油の種類や量、換気などに配慮する
  • 妊娠中・授乳中、持病のある方は、使用する精油について医師や専門家に確認する

精油は植物由来ですが、芳香成分が高濃度に含まれています。香りを強くしすぎず、心地よく感じられる範囲で楽しみましょう。

▶︎ 精油の安全な使い方ガイドはこちら


アロマスプレーのよくある質問

Q. 手作りアロマスプレーはどのくらい保存できますか?

手作りのアロマスプレーには防腐剤を使用していないため、一度にたくさん作らず、少量ずつ作って早めに使い切ることをおすすめします。

直射日光や高温多湿を避けて保管し、香りや色、見た目に変化がある場合は使用を中止してください。

また、使用前には毎回ボトルをよく振ってから使いましょう。

Q. 精製水ではなく水道水でも作れますか?

アロマスプレーを作る場合は、基本的には精製水を使用するのがおすすめです。

水道水には地域によってミネラルや消毒のための成分などが含まれており、香りや仕上がりに影響することがあります。

精製水はドラッグストアなどでも手軽に購入できるため、アロマクラフトでは精製水を用意しておくと便利です。

Q. 無水エタノールなしでもアロマスプレーは作れますか?

精油は水に溶けにくいため、精油と水だけでは分離します。

無水エタノールを使わずに作る方法もありますが、その場合は精油を水に適切に分散させるための専用の基材などが必要になることがあります。

初めて作る場合は、この記事でご紹介しているように、無水エタノールと精製水を使用する基本のレシピから試してみるとよいでしょう。

Q. アロマスプレーが白く濁ったり、分離したりしても大丈夫ですか?

精油は水に溶けにくいため、精油の種類や配合によっては、精製水を加えたあとに白く濁ったり、時間が経つと分離したりすることがあります。

見た目に変化があるからといって、必ずしも失敗したとは限りません。

ただし、使用前には毎回よく振り、香りや色などにいつもと違う変化を感じた場合は使用を中止してください。

Q. 枕やカーテンなどの布製品にスプレーしても大丈夫ですか?

精油の種類によっては、布にシミや色が残ることがあります。

布製品に使用したい場合は、まず目立たない部分で試してから使用しましょう。

特に枕など顔に直接触れるものには、無理にスプレーせず、ティッシュやムエット(試香紙)にスプレーして枕元に置く方法もおすすめです。

Q. 赤ちゃんや子どもがいる部屋でも使えますか?

赤ちゃんや小さなお子さまは、大人よりも香りに敏感なことがあります。また、年齢によって使用に注意が必要な精油もあります。

使用する場合は精油の種類や量に十分配慮し、顔の近くに直接スプレーしたり、強く香らせたりすることは避けましょう。

香りを使用しない時間をつくったり、換気をしたりしながら、無理のない範囲で取り入れることも大切です。


まとめ|手作りアロマスプレーで暮らしに香りを取り入れよう

アロマスプレーは、精油と無水エタノール、精製水があれば手軽に作ることができ、暮らしの中にやさしく香りを取り入れられるアロマクラフトです。

リラックスしたいときや気分を切り替えたいときなど、その日の気分に合わせて香りを選べるのも手作りならではの魅力です。

大切なのは、香りを強くしすぎず、使用する精油の種類や濃度、安全な使い方に配慮しながら楽しむこと。

私自身も、仕事中や玄関など、そのときの気分に合わせて香りを選びながら暮らしに取り入れています。

忙しい毎日の中でも、シュッとひと吹きした香りが、気持ちを切り替える小さなきっかけになることがあります。

ぜひ、お気に入りの香りで自分だけのアロマスプレーを作って、毎日の暮らしに取り入れてみてくださいね🌿

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※本記事は、アロマテラピーに関する一般的な情報提供を目的としたものであり、

医療行為を目的とするものではありません。

精油を使用する際は、体調や体質に合わせて、自己責任のもと正しくお使いください。

持病のある方、妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師や専門家にご相談ください。

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Let your days bloom with aroma.

あなたの毎日がアロマで花咲くように。