こんにちは。
英国IFA認定・国際アロマセラピストのななみです。
子育てやセルフケアに役立つ、安全なアロマの使い方を発信しています。
キャリアオイルを使っていて、
「このオイルは肌になじみやすい」
「これは少し重たい使用感かも」
そんな違いを感じたことはありませんか?
その違いを左右しているのが、キャリアオイルに含まれる「脂肪酸」です。
「オレイン酸」「リノール酸」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は肌質に合ったキャリアオイルを選ぶためのヒントになる大切な成分です。
この記事では、
・キャリアオイルの中身である「脂肪酸」とは何か
・代表的な脂肪酸の特徴
・肌質に合わせたキャリアオイルの選び方
を、アロマ初心者の方にもわかりやすく解説します。
※専門用語は出てきますが、すべて覚える必要はありません。
「オレイン酸=しっとり」「リノール酸=さらっと」というイメージだけでも、キャリアオイル選びがぐっとわかりやすくなりますよ🌿
脂肪酸とは?キャリアオイルの性質を決める成分
脂肪酸とは、簡単に言うと
植物油を構成している“中身の成分”です。
キャリアオイルは見た目こそ同じ「油」ですが、
中に含まれる脂肪酸の種類や割合によって、
・しっとり感
・軽さ、重さ
・肌へのなじみやすさ
が大きく変わります。
つまり脂肪酸は、オイルの「性格」を決めている存在なのです。
脂肪酸を知るとキャリアオイル選びが変わる理由
キャリアオイルは、どれも同じように見えるかもしれません。
しかし、オイルに含まれる「脂肪酸」の種類を知ることで、
・肌質に合ったオイルを選びやすくなる
・使用感の違いがわかるようになる
・「なんとなく」ではなく、理由を持ってオイルを選べるようになる
つまり、脂肪酸はキャリアオイル選びのヒントになる大切な成分なのです。
まずは、脂肪酸とは何かを見ていきましょう。
脂肪酸と肌の関係|バリア機能とのつながり
私たちの肌の一番外側にある「角質層」には、水分を保ち、外的刺激から守るためのバリア機能があります。
このバリアを支えているのが、皮脂や細胞間脂質に含まれる脂肪酸です。
脂肪酸が不足したり、バランスが崩れたりすると、
・乾燥しやすくなる
・刺激を感じやすくなる
・肌荒れを起こしやすくなる
といったトラブルにつながることがあります。
キャリアオイルには、肌になじみやすい脂肪酸が含まれており、肌を健やかに保つスキンケアのサポートとして役立ちます。
まずはここだけ!代表的な脂肪酸の違い

代表的な脂肪酸には、それぞれ異なる特徴があります。まずは『しっとり』『さらっと』といった使用感の違いをイメージしてみましょう。
代表的な脂肪酸と特徴
オレイン酸の特徴
オレイン酸は、皮脂にも含まれている脂肪酸で、肌をやわらかくし、しっとり感を与える特徴があります。
・乾燥でゴワついた肌をやわらげる
・マッサージ時の滑りがよくなる
・肌になじみやすくリッチな使用感
そのため、乾燥肌や成熟肌のケアに向いています。
ただし、オレイン酸が非常に多いオイルは、敏感な肌では刺激を感じることもあるため、肌状態に合わせた使い分けが大切です。
リノール酸の特徴
リノール酸は「必須脂肪酸」のひとつで、肌のバリア機能を支える重要な成分です。
・水分の蒸発を防ぐ
・肌を健やかに保つサポート
・外的刺激から肌を守る
といった働きがあり、敏感肌・ゆらぎ肌・ニキビができやすい肌にとって大切な脂肪酸です。
リノール酸が多いオイルは、比較的さらっと軽い使用感のものが多いのも特徴です。
α-リノレン酸の特徴
α-リノレン酸はオメガ3脂肪酸のひとつで、肌のコンディションを整えるサポート役として知られています。
・赤みや違和感を感じやすい肌のケア
・外的刺激を受けた肌を健やかに保つサポート
・年齢による肌変化へのアプローチ
などに向いています。
一方で、酸化しやすい性質があるため、保存状態や鮮度には注意が必要な脂肪酸です。
👇まずはここだけ押さえると◎
- オレイン酸:しっとりした使い心地
- リノール酸:さらっと軽い使い心地
- α-リノレン酸:デリケートな肌をサポート
脂肪酸から見る代表的なキャリアオイル
| キャリアオイル | 多い脂肪酸 | 特徴 | 向いている肌 |
|---|---|---|---|
| スイートアーモンド | オレイン酸 | 乾燥肌・全身ケア | |
| グレープシード | リノール酸 | 敏感肌・軽めが好み | |
| ローズヒップ | リノール酸・α-リノレン酸 | ゆらぎ肌・年齢肌 | |
| ホホバオイル | 皮脂に近い構造※ | 全肌質・フェイシャル |
※ホホバオイルは一般的な脂肪酸構成とは異なり、人の皮脂に近い「ワックスエステル」が主成分です。
肌質別|脂肪酸から考えるキャリアオイルの選び方
・乾燥しやすい肌
→ オレイン酸が多めの、しっとり系オイル
・敏感・ゆらぎやすい肌
→ リノール酸中心で、バリアを支えるタイプ
・季節や体調で変わる肌
→ 1種類にこだわらず、使い分けがおすすめ
「このオイルが合わなかった」という経験も、脂肪酸の視点で見ると、理由が見えてくることがあります。
キャリアオイルを選ぶときの注意点
キャリアオイルは植物由来のやさしいオイルですが、肌質や原料によっては注意が必要な場合もあります。安心して使用するために、以下のポイントを確認しておきましょう。
ナッツ由来のオイルはアレルギーに注意
スイートアーモンドオイルやマカダミアナッツオイルなど、ナッツ由来のキャリアオイルもあります。
ナッツアレルギーのある方は、原料を確認し、不安がある場合は使用を控えるか、医師に相談してから使用しましょう。
初めて使うときはパッチテストを
植物由来のオイルでも、すべての方の肌に合うとは限りません。
初めて使用する場合は、腕の内側など目立たない部分に少量塗り、24〜48時間ほど様子を見てから使用すると安心です。
開封後は早めに使い切る
キャリアオイルは種類によって酸化しやすさが異なります。
特にリノール酸やα-リノレン酸を多く含むオイルは酸化しやすいため、直射日光や高温多湿を避けて保管し、開封後はできるだけ早めに使い切ることをおすすめします。
よくある質問
Q. 脂肪酸が多いオイルほど肌に良いのですか?
一概に「多いほど良い」というわけではありません。
大切なのは、肌質や目的に合った脂肪酸のバランスを選ぶことです。例えば、乾燥が気になる方にはオレイン酸が多いオイル、軽い使い心地を好む方にはリノール酸が多いオイルが取り入れやすいでしょう。
Q. オレイン酸とリノール酸はどちらがおすすめですか?
どちらが優れているということではなく、それぞれ特徴が異なります。
オレイン酸はしっとりとした使用感で乾燥肌に向きやすく、リノール酸はさらっとした使用感で敏感肌や脂性肌の方にも取り入れやすいとされています。
Q. ホホバオイルにも脂肪酸は含まれていますか?
ホホバオイルは一般的な植物油とは少し異なり、主成分は「ワックスエステル」です。
そのため、他のキャリアオイルのように脂肪酸を主成分とする植物油とは性質が異なりますが、人の皮脂に近い構造を持つことから、肌になじみやすいオイルとして人気があります。
Q. 脂肪酸は精油にも含まれていますか?
基本的に、精油にはキャリアオイルのような脂肪酸はほとんど含まれていません。
脂肪酸は植物油に含まれる成分であり、精油とは抽出方法や含まれる成分が異なります。
そのため、キャリアオイルには肌を保護する役割があり、精油は香りを楽しんだり、希釈して使用したりするためにキャリアオイルと組み合わせて使われます。
Q. 脂肪酸の種類まで覚える必要はありますか?
無理に覚える必要はありません。
まずは「オレイン酸=しっとり」「リノール酸=さらっと」というイメージだけでも十分です。
少しずつ特徴を知ることで、ご自身の肌に合ったキャリアオイルを選びやすくなります。
まとめ|脂肪酸を知るとキャリアオイル選びがもっと楽しくなる
キャリアオイルは、
精油を希釈するための存在であると同時に、肌そのものを支えるスキンケア成分。
脂肪酸は難しそうに感じるかもしれませんが、「しっとり」「さらっと」といった使用感の違いにもつながる大切なポイントです。
まずは難しく考えすぎず、ご自身の肌質や好みに合わせてキャリアオイルを選ぶヒントとして取り入れてみてくださいね🌿
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「まずはやさしく全体像を知りたい」
「どんな植物油があるか一覧で見たい」
という方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください🌿
👉 植物油(キャリアオイル)の基本と選び方
👉 代表的な植物油9種類の特徴と選び方
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※本記事は、アロマテラピーに関する一般的な情報提供を目的としたものであり、
医療行為を目的とするものではありません。
精油を使用する際は、体調や体質に合わせて、自己責任のもと正しくお使いください。
持病のある方、妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師や専門家にご相談ください。
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Let your days bloom with aroma.
あなたの毎日が花咲くように。

